ITPASS 実習レポート 1

名前 : 伊藤晟生

担当情報実験機 : joho02

問 1 2024 年 6 月 21 日に九州で発生した線状降水帯の構造

スクリプトの URL

quiz1_1
quiz1_3

スクリプトの使い方の解説

1.気象庁メソスケールモデル (MSM) を用いて作成された GPV (Grid Point Value) データのうち、2024年6月21日の物理量が保存されたデータを用いる。(データは こちら
データのリンクをコピーして次のように入力する。

$ wget (リンク)
2.スクリプトのリンクをコピーして、

$ wget (リンク)

と入力してスクリプトを入手する。
3.今入手したファイルの名前を quiz1_1.rb.txt から quiz1_1.rb に変更する。

$ mv quiz1_1.rb.txt quiz1_1.rb 
4.

$ ruby quiz1_1.rb 

で実行すると、複数の画像ファイルが生成される。高度が高くなると、ある高度から次の測定された高度までの間隔が疎らになるため、そのうちいくつかの画像が同じものになっている。そのため後述する画像の合成の手間を省くために、dcl_0007.png dcl_0009.png dcl_00011.png dcl_0012.png dcl_0013.png dcl_0015.png dcl_0016.png を削除する。
5.これらの画像を合成する。

$ convert -delay 100 -loop 0 dcl_*.png result1_1.gif 

と入力して、gifファイルを生成する。生成したgifファイルを閲覧する際には、

$ eog movie.gif 

と入力する。
quiz1_3.rb.txtにおいても同様に実行する。

作成した図 (動画ファイル) へのリンク

result1

図から読み取れること

この図は横軸に経度、縦軸に緯度をとったものであり、それを各高度ごとに相対湿度を描写したものを動画化したものである。
低い高度では陸上の湿度が低く、海上の湿度が大きくなっている。900hPaくらいで陸上と海上の湿度の差がほとんどなくなる。さらにそれより上の高度となると、南が湿度が高く、北では湿度が低くなっている様子が読み取れる。 NHKの2024年6月21日5時40分の記事「鹿児島県 薩摩・大隅地方で線状降水帯 災害の危険急激に高まる」から引用した当時の降水予想によると、鹿児島県の南部に東西に雨雲がかかっていることがわかる。

上空ではこれと似た傾向で、東西の広がりが見られるが、地面に近い部分ではあまり傾向は表れていない。quiz1-3によって生成されるresult1-2.gifは温度変化であるが、これも、気温が宮崎県北部で高くなっているだけでほとんど均一であり、なにか読み取れるわけではない。

参考資料

ITPASS実習資料
https://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/hiki/hiki.cgi?%5BExp2024%5D%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A1%A8%E3%83%BB%E5%90%84%E5%9B%9E%E8%B3%87%E6%96%99
SEOラボ
https://seolaboratory.jp/64888/

共同作業した人の名前

なし

工夫したこと, 感想

https://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/~sei115/report01/scripts/quiz1_2.rb.txt
このリンクのようにして、横軸に経度、縦軸に高度をとってグラフを作成しようとしたが、縦軸が高度になってくれなかった。地図の表示をするプログラムの部分を削除したが、できなかった。

湿度を高度ごとに見られるような動画を作成したことで、高度による湿度の変化の様子がわかりやすくなった。
また、地図が荒くなっているが、詳細な地図を表示するほうほうがよくわからなかった。

問 2 2023 年 7 月の偏西風の蛇行

スクリプトの URL

quiz2-1
quiz2-2
quiz2-3
使用したデータ
2023 年 U-wind
2023 年 V-wind
長期平均 U-wind
長期平均 V-wind

スクリプトの使い方の解説

1.スクリプトのリンクをコピーして、

$ wget (リンク)

と入力してスクリプトを入手する。
2.今入手したファイルの名前を ~.rb.txt から ~.rb に変更する。

$ mv quiz1_1.rb.txt quiz1_1.rb 
3.

$ ruby ~.rb 

で実行すると、画像ファイルが生成される。
そのあと

$ mv dcl_0001.png ~~.png

と入力してファイル名を変更する。
他のプログラムも同様に実行する。

作成した図 (動画ファイル) へのリンク

result2-1
result2-2
result2-3

図から読み取れること

ここでは、偏西風の蛇行の様子をベクトルを用いて描写した。2023年7月の北半球の偏西風は南半球と比較して、弱くなっていることがわかる。また、7月の偏西風は若干北寄りになっていることがわかる。

参考資料

ITPASS実習資料
https://itpass.scitec.kobe-u.ac.jp/hiki/hiki.cgi?%5BExp2024%5D%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A1%A8%E3%83%BB%E5%90%84%E5%9B%9E%E8%B3%87%E6%96%99

共同作業した人の名前

なし

工夫したこと, 感想

偏西風の蛇行の様子は分かりにくかった。